note更新|診断名がつくこと
noteにて『社会心理学者のつぶやき』という一連の記事を不定期更新しています。特に,何かしらのまとまりがあるのではなく,ふと考えたことを文章化する思考の萌芽的な備忘録です。
これまでにもいくつか記事を書いていますが,今日2020.03.25は「診断名がつくこと:ラベルについて(1)」を更新しました。
ラベルについては数年前から少しずつ考えています。なぜラベルが必要なのか,ラベルはどのように機能するのか,ラベルは変えられるのか,などなど。
ラベルについては今後も少しずつ考えていこうと思うので,とりあえず記事のタイトルは(1)にしました。
また,ラベルについて考えているなかで生まれた研究が以下の論文です。
仲嶺 真・上條 菜美子 (2019).「心理学研究」の新心理尺度作成論文に記載された尺度作成の必要性 心理学研究,90,147-155.
心理学者はラベル(心理学的構成概念あるいはその測定尺度)をどのような理由で新しく作成しているのだろうということを調べたものです。
個人的には,心理学の目的(の一つ)は「ラベルを外すこと」にあると考えており,どのようにそれを達成できるかを考えています。
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